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「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」へ提出したパブリックコメント(水源連)

「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」へ提出したパブリックコメント
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by suigenren | 2010-08-15 00:00 | 提言・要望

ダム見直しに関する追加の緊急提言(水源連)

2010年8月3日

国土交通大臣 前原誠司 様
「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」座長 中川博次 様

 「ダム見直しに関する政府・議員とNGOの対話の会」
  事務局 水源開発問題全国連絡会
   共同代表 嶋津暉之
   共同代表 遠藤保男

ダム見直しに関する追加の緊急提言

 去る7月5日付けで「ダム見直しに関する緊急提言」を提出いたしましたが、その後、7月13日に「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」第11回会議が開かれ、中間取りまとめの案が発表されました。その内容は緊急提言で取り上げた第10回会議の中間取りまとめ(タタキ台)と基本的に同じですが、明確になった点がありますので、そのことを踏まえて追加の緊急提言を行います。

 合わせて、真摯に受け止めてくださるよう、お願いいたします。


 残事業費を基本とするコストではなく、ダムのマイナス面を最重視して代替案との総合評価を行うべき


 中間取りまとめの案ではダム案と代替案との総合評価において、残事業費を基本とするコストを最も重視すると書かれています。しかし、これでは、ダム事業の建設が進むほどその残事業費が小さくなって、ダム案が有利となり、ダム案が自動的に選択されることになります。

 コスト最重視ではダム事業がもたらす様々なマイナス面、すなわち、地すべり等の災害を誘発する危険性をつくりだすこと、かけがえのない自然を台無しにしてしまうこと、堆砂の進行によって上流部では氾濫常襲地帯が形成され、河口部では海岸線の後退を招くことなどのマイナス面が評価の対象外となります。これらのマイナス面を正しく評価してダム事業の是非を判断すべきです。

 さらに、多くのダムは事業を継続すれば、災害防止対策費、工事の遅れに伴う追加予算などで、事業費が今後も大きく膨らむことが予想されますので、現在の計画の枠内での残事業費は決して客観的な評価の物差しにはなりません。

 残事業費を基本とするコスト最重視ではなく、ダム事業がもたらす様々なマイナス面を最重視して、代替案との総合評価を行うことを提言します。

以上

水源連資料 「ダム見直しに関する追加の緊急提言」
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by suigenren | 2010-08-03 00:00 | 提言・要望


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