カテゴリ:南摩ダム( 3 )

霞ヶ浦導水と南摩ダム「検討の場」第1回幹事会の傍聴報告(水源連)

報告:嶋津暉之(水源連共同代表)

昨日、霞ヶ浦導水と南摩ダム(思川開発)の「検討の場」第1回幹事会が開かれました。この幹事会は関係都県の局部長で構成されています。事務局は関東地方整備局と水資源機構(南摩ダム)です。

2つの幹事会を傍聴しましたが、予想通り、中身があまりない会議で、1時間の予定が、40分程度で終ってしまいました。事務局の方からは国交省が示した再評価実施要領細目を説明しただけで、今後のスケジュール、検証期限は何も示されませんでした。とにかく、今回の会議は幹事会をいつまでも開かないわけにはいかないので、とりあえず開いたという感じでした。

各都県の意見を聞いていると、両事業が必要だと言いながら、慎重な検討をしてほしいという言葉もあり、八ッ場ダムとはスタンスが異なるところが少しあるように感じました。

国土交通省資料:思川開発「検討の場」第1回幹事会

国土交通省資料:霞ヶ浦導水「検討の場」第1回幹事会

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

霞ケ浦導水検証へ実務者会議 結論時期明示されず

茨城新聞 2010年12月25日

霞ケ浦導水事業の継続の是非を問う検証で、国土交通省関東地方整備局は24日、都内で本県を含む関係自治体の意見を聴く「検討の場」の実務者幹事会を開き、検証作業をスタートさせた。結論の時期は明示されなかった。

各自治体の担当部長が参加した会の席上では今後の検証スケジュールに議論が集中。榊真一県企画部長は「事業費ベースで4分の3の進捗(しんちょく)率で、利根導水路は完成しており、検証の対象になったのは残念」と指摘した上で、「検証スケジュールを示し1日も早い結論を」と迫った。東京、千葉、埼玉3都県の担当者も同様に指摘した。

これに対し、同整備局の担当者は「検証の目標時期を示すのは困難。できるだけ早く結果を得られるよう努力したい」と述べるにとどまった。

また、榊部長は「事業の大切な目的は霞ケ浦の水質浄化。この事業は浄化の切り札となる。慎重な検討を」とくぎを刺した。これに対し、同整備局担当者は「予断なく検証したい」と応じた。

(以下略)

・・・・・・・・・・・・引用終了

・・・・・・・・・・・・引用開始

南摩ダム必要性 4県訴え 国と5都県、初の幹事会

読売新聞栃木版 2010年12月25日

建設が一時凍結されている鹿沼市の南摩ダム(思川開発)の必要性について国と5都県が再検証する第1回幹事会が24日、都内で開かれた。国側はダムを造らない治水対策案と比較して再検証していく方針を説明。

4県は治水問題などからダムの必要性を訴えたが、東京都は「予断を持たず進めてほしい」と慎重な姿勢を示した。

会議には5都県の担当部局長が出席。栃木県の池田猛・県土整備部長らは、〈1〉検証作業の早期進行〈2〉県道付け替えなど生活再建工事の推進〈3〉小山市など水道用水が供給される自治体への情報提供――などを要望した。

(以下略)

・・・・・・・・・・・・引用終了
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by suigenren | 2010-12-25 00:00 | 南摩ダム

霞ヶ浦導水と南摩ダムの検証作業始まる(水源連)

霞ヶ浦導水事業南摩ダムの検証作業が、八ッ場ダム検証に続いて始まります。ただ残念なことに、利根川の4ダム等事業のうち、湯西川ダムは本体着工済みということで検証対象外になっています。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

事業凍結から1年 南摩ダムと霞ケ浦導水、検討開始 24日初会合

下野新聞 2010年12月22日

国土交通省関東地方整備局は21日、鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)、茨城県の霞ケ浦導水事業についての是非を問う「検討の場」をそれぞれ設立し、24日に都内で初会合を開くと発表した。政権交代を受けて、両事業とも「できるだけダムに頼らない治水への政策転換を進める」との考えに基づき、昨年末から一時凍結となっていた。

南摩ダムの検討の場は、事業に参画を表明している栃木、茨城、埼玉、千葉、東京の5都県知事と鹿沼、小山、栃木など県内外8市区町長で構成。事業主体の水資源機構と関東地方整備局が会議を主宰する。初会合では各都県の企画、建設部門の部長級で構成する幹事会が開かれ、今後の検討作業の進め方が話し合われる予定。

検討の場では、治水対策を軸にダムとダム以外の複数の案を立案。コストや実現性などさまざまな面を評価する。学識経験者や関係自治体の首長、住民などから意見聴取し、利水や環境などの面も総合的に評価した上で、検討の場としての対応方針案を決定する。最終的には国交省がダム建設の是非を決める。

一時凍結表明から1年ぶりに検討の場が設置されることについて、福田富一知事は21日の記者会見で「やっと一歩、というか半歩前進の思いだ。一日も早く検討作業を終えるのが国としての責務」と述べた。

その上で「下流域でどんな水需要への考えをお持ちかが重要になる」と指摘。検討作業が先行している群馬県の八ツ場ダムと南摩ダムが「(水需要の面で)一体不可分」として、来秋にも対応が決定する八ツ場ダム次第で、南摩ダムの検討結果が左右されるとの認識を示した。

(以下略)

・・・・・・・・・・・・引用終了
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by suigenren | 2010-12-22 00:00 | 南摩ダム

南摩ダムに関するリンク

ダム反対鹿沼市民協議会
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by suigenren | 2009-01-01 00:00 | 南摩ダム


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