カテゴリ:その他のダム( 31 )

学識経験者を加えた検討委員会の事例(水源連)

青森県営の駒込ダムの検証について、ここもダム推進に向かって進んでいますが、ここでは関係地方公共団体からなる検討の場ではなく、学識経験者に自治体首長を加えたダム事業検討委員会がつくられています。他のダム検証でも、このような検討委員会を設置させ、そこに市民が入るようにすることができないものでしょうか。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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「駒込ダム最も優位」 青森・事業検討委が初会合

河北新報 2010年12月12日

青森県が国の補助事業で進める駒込ダム(青森市)と奥戸生活貯水池(青森県大間町)の2事業について、政府のダム事業見直し方針に伴い建設の是非を再検証する「県ダム事業検討委員会」の初会合が11日、青森市内であり、県は「駒込ダムはコスト面で最も優位」とする方針案を示した。

委員は学識経験者らに鹿内博青森市長、金沢満春大間町長を加えた13人で、委員長には北里大の小林裕志名誉教授が就いた。

県はダムに代わる治水案として、遊水地整備や堤防のかさ上げなど4案を提示。50年間の維持管理費を含めたコストはダムと河道掘削を組み合わせた現行案が約500億円で、他案の805億円~1497億円と比べて優れていると説明した。委員からは「山間部に大きな酸性のダム湖ができることで周辺環境にどういう影響があるか、詳細に検討すべきだ」といった意見が出された。

(以下略)

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by suigenren | 2010-12-12 00:00 | その他のダム

足羽川ダムで検証作業が始まる(水源連)

福井県にある国直轄事業の足羽川ダムの検証作業が始まりました。反対運動が一度は中止に追い込んだダムですが、国が事業を復活させたいわくつきのダムです。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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毎日新聞福井版 2010年12月11日

足羽川ダム建設:事業巡り検討会 近畿地方整備局、検証手順を説明 /福井

国直轄事業の足羽川ダム(池田町)の整備について、事業の必要性を検討する初めての会合が10日、福井市内で開かれた。会合では近畿地方整備局の担当者が、ダム以外の治水対策案を立案して、ダム事業とコストなどを比較する検証手順を説明。地元自治体の担当者は、早期の事業着手を求めた。

会合では、ダム計画に伴い約70戸が移転予定だった地元・池田町の担当者が「移転対象の住民は、相当長い年月、生活の計画が成り立っていないのが現実だ。結論を早く出していただくことを住民は切に願っている」と訴えた。県、福井市、坂井市の担当者も事業推進を強く求めた。一方、同局側は「予断を持たず、検討を進める」と繰り返した。

足羽川ダムは当初、旧美山町(現福井市)に多目的ダムを建設する計画だったが、反対運動で凍結状態に。国は02年、候補地を上流の池田町に移し、設置目的を治水ダムに変更した。

(以下略)

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by suigenren | 2010-12-11 00:00 | その他のダム

岡山県営「大谷川ダム」は多面的な検証ができるか(水源連)

岡山県営「大谷川ダム」について、自治体が事業ありきであるのに対し、有識者が多面的に検討すべきとして、検証姿勢が対照的です。事業者である自治体しか入らない国直轄事業の検証が、事業継続ありきになりやすい構造であることが伺われます。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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毎日新聞岡山版 2010年11月27日 

国の再検証方針受け、大谷川ダムで代替案検討会議 /岡山

◇地元は「事業継続を」 有識者「治水等広い視点で」

政権交代を受けた国のダム事業見直し「脱ダム」方針を受け、県は、国の補助で建設を進める「大谷川ダム」(新見市)の代替案検討に着手した。地元・新見市が事業継続を求めるなか、県が25日に開いた検討会議(座長・大塚俊介県土木部長)の初会合で、有識者は「検討に時間をかけるべきだ」と指摘した。来年5月まで3回の会合を開いて結論を出す方針。【井上元宏】

大谷川(2・5キロ)は新見市哲西町にあり、高梁川の支流、神代川に流れ込む河川。県によると、山あいにあり豪雨で急激に水量が上がり、72年の集中豪雨では死者1人、全壊24戸の被害を出した。

哲西地区の水源は井戸だけで、以前三つあったうち1カ所は枯渇。「断水はないがぎりぎり持っている状態」(新見市上水道課)で旧哲西町がダム建設を要望。02年度に国が事業採択し07年に工事が始まった。

しかし昨年「脱ダム」を掲げる民主党政権が発足。前原誠司・前国土交通相は昨年12月、本体着工していない国直轄、補助ダムの再検証を発表し、県内で唯一、大谷川ダムが対象となった。国交省の有識者会議は今年9月、再検証手続きをまとめた。

一方、地元・新見市は建設推進の立場を変えていない。石垣正夫市長は「検証は受け入れるが、飲料用水確保にもダムは必要という市の姿勢は変わらない」と強調する。検討会議はより広く治水対策が検討される。大学研究者の委員は「過去の洪水は大谷川が流れ込む神代川の水量が増えて流域に水があふれたとも見える。神代川全体の治水対策を検討しないと『いくらダムをいじっても』となりかねないのではないか」と詳細なデータの提示を求めた。

(中略)

◇大谷川ダム

治水と利水(上水道)を目的とした生活貯水池事業として計画された。総貯水容量は42万トン。全体容量のうち95.2%は治水などで利水は4.8%。総工費61億円を見込み、事業費は国交省、県が47.6%ずつ、残りを新見市が負担する。09年度末時点で約10億7200万円を投入、工事用道路などを建設しているが本体工事は始まっていない。進ちょく率(事業費ベース)は17.6%。完成予定は14年度。

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by suigenren | 2010-11-27 00:00 | その他のダム

幹事会主導の横瀬川ダム検証(水源連)

高知県にある国土交通省直轄「横瀬川ダム」で検証が始まりました。実質的な場は、整備局河川部長、県土木部長、関係市副市長の4人で構成する幹事会です。事業を推進した人たちだけで議論して、予断のない検証ができるのでしょうか。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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朝日新聞高知版 2010年11月26日

横瀬川ダム 再評価の手順説明

国土交通省四国地方整備局は25日、四万十市社会福祉センターで、横瀬川ダム(宿毛市山奈町山田)事業に関係する国と自治体による第1回「検討の場」幹事会を開いた。国が進める全国84カ所のダム事業見直しの一環。

検討の場は18日付で設置され、県知事と四万十市長、宿毛市長で構成。パブリックコメントの実施などにあたる検討主体は四国地方整備局長で、事務局を同整備局に置いた。幹事会は議論を迅速に進めるために設け、県土木部長と両市副市長、検討主体の同整備局河川部長で構成する。

(中略)

宿毛市の岡本公文副市長も「昨年に市東部7地区の区長会が早期完成を中央に陳情した。検証をしてきてダム建設に至った」などと述べた。

横瀬川ダムは、洪水時の中筋川の流量調節や四万十市への水道水供給などを目的に、総工費400億円で1990年6月に事業着手。2003年4月に建設用道路に着工。仮排水トンネルも来年3月に完成する見込みだ。ダム本体は未着工で、事業費ベースの進捗(しん・ちょく)率は09年度末で35%。

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by suigenren | 2010-11-26 00:00 | その他のダム

青森県営「大和沢ダム」が中止へ(水源連)

青森県営ダムの大和沢(おおわさわ)ダムの中止が固まりました。しかし、このダムはまだほとんど手付かずの状態であって、遅かれ早かれ中止されるダムであったと思います。このようなダムも検証対象に入っているのです。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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河北新報 2010年11月25日

大和沢ダム「建設中止」を答申 青森県公共事業評価審

青森県公共事業再評価審議委員会(委員長・小林裕志北里大名誉教授)は24日、大和沢ダム(弘前市)の建設を中止する県の方針に同意する意見書を県に提出した。

意見書は事業中止を妥当とする一方、治水対策として、ダム建設の場合と同じ水準の「40年に一度の確率で降る大雨でも、あふれない安全度」を確保するための調査、検討を求める意見を付けた。

(中略)

大和沢ダムは1993年度に事業採択された。総事業費は287億円で、国が半額を補助する。2009年度末の進ちょく率は事業費ベースで3.2%。

県は昨年12月、下流の河川の水質改善が進んだことなどを理由に建設中止の方針を表明。委員会は今年5月から現地調査などで妥当性を審議し、10月の会合で中止に同意する意向を示していた。

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by suigenren | 2010-11-25 00:00 | その他のダム

転流工段階の横瀬川ダム見直しはどうなるか(水源連)

高知県の国土交通省直轄ダム「横瀬川ダム」の検証について、転流工まで進んでいるダム事業ですから、四国地方整備局は事業継続で押し切ろうとするのではないでしょうか。横瀬川ダムは渡川水系(本流が四万十川)の中筋川の支流「横瀬川」に建設される予定のダムです。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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毎日新聞高知版2010年11月19日

横瀬川ダム:建設再検証の場設置 四整と県や宿毛市、25日に幹事会 /高知
 
四国地方整備局は18日、凍結されている横瀬川ダム(宿毛市)事業について、県や宿毛市と再検証する「検討の場」を設けると発表した。検討の進め方を話し合う第1回の幹事会が25日午前11時~正午、四万十市右山五月町の市社会福祉センターで開かれる。協議は公開で、先着30人の一般傍聴を受け付ける。

同局が、事業の継続か中止か、中止の場合は代替の治水案をどうするのかを盛り込んだ対応方針の原案を作るため、関係自治体と意見交換する。「検討の場」は同局長と知事、宿毛、四万十の各市長の計4人で構成。幹事会はそれぞれの実務担当者でつくる。

(以下略)

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by suigenren | 2010-11-19 00:00 | その他のダム

検証作業前に中止される奥間ダム(水源連)

沖縄の国土交通省直轄ダム「奥間ダム」について、検証作業に入らず、このように最初から中止するダムもあります。奥間ダムはまだ調査・地元説明の段階にあります。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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琉球新報 2010年11月19日

奥間ダム:建設中止 国交省決定

国土交通省は18日までに、国頭村奥間川流域で計画していた奥間ダム建設を中止し、比地ダムについても事業着手しないことを決定した。沖縄総合事務局によると、本体が完成している大保ダムは事業継続。比地川の治水対策については河川管理者の県が今後判断する。

奥間ダム、比地ダムの建設は、大保ダムと併せ「沖縄北西部河川総合開発事業」として国が事業主体となり進めていた。総事業費は奥間ダムが330億円、比地ダムが185億円。

奥間ダムに関しては、昨年9月、県企業局が水道用水を供給する利水事業から撤退する方針を表明。国の公共事業を評価する「事業評価監視委員会」はことし8月、奥間ダムと比地ダムについて中止や、着手しないことが妥当とする判断をしていた。

(以下略)

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by suigenren | 2010-11-19 00:00 | その他のダム

岩手県営「津付ダム」「柳川ダム」は手抜き検証のおそれ(水源連)

岩手県営ダム「津付(つづき)ダム」、「簗川ダム」のダム検証についてです。事業評価専門委員会は、事業者がダム検証を行って最後に継続か中止の判断するときに意見を聴くところです。その委員会に最初から意見を聴いてはダム検証の意味がありません。手抜きのダム検証がエスカレートしているように思います。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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毎日新聞岩手版 2010年11月17日

大規模事業評価専門委:津付、簗川の2ダムで県が「現行計画妥当」 /岩手

県の大規模事業評価専門委員会(委員長、森杉寿芳・日大総合科学研究所教授)が15日、盛岡市内で開かれた。県は民主党政権による政策転換で検証対象になった津付(住田町)、簗川(盛岡市)の県営2ダムについて、現行計画案が妥当とする見解を示した。

県が国の指針に基づいて、計画雨量▽基本高水流量▽堆砂(たいさ)計画▽利水計画(簗川ダムのみ)▽総事業費▽工期--で点検した。

津付ダムは1996年以降の洪水がいずれも計画の基本高水流量を下回ることなどから妥当とした。簗川ダムも設計の見直しなどで総事業費が当初の530億円から490億円になると見込まれ、問題はないとした。

(以下略)

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by suigenren | 2010-11-18 00:00 | その他のダム

富山の利賀ダム検証で、首長が「早期建設」を合唱(水源連)

 富山県にある国直轄ダム「利賀ダム」の検証について、各首長は「早期建設」をそろって訴えています。他のダムも「関係地方公共団体から成る検討の場」はダム推進を求める合唱の場になっていくおそれがあります。

 以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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読売新聞富山版 2010年11月11日

利賀ダム「早期建設を」 「検討の場」初協議 知事・各市長求める

 政府が見直し対象としている利賀ダム(南砺市)について、北陸地方整備局と関係自治体が建設の是非を話し合う「検討の場」の初協議が10日、砺波市役所で開かれた。出席した石井知事や各市長からは、「洪水の危険がある」「住民も望んでいる」などとして、建設を求める声が相次いだ。

 検討の場は、国交相の私的諮問機関「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が9月にまとめたダム再検証の新基準を受けて設置された。今後、〈1〉豪雨時の洪水防止〈2〉渇水時の水量維持〈3〉工業用水など新たな水利用――の目的ごとにダムを建設した場合の効果を検証し、事業継続か中止かの見解をまとめる。

 石井知事は、「南砺の集中豪雨など、庄川流域では絵空事ではなく、実際に洪水の危険がある」と必要性を強調。「安全のために早く作ってほしいという住民の声を理解してほしい」と訴えた。

(中略)

 参加したのは、同整備局のほか、県と砺波、南砺、高岡、小矢部、射水の5市。会合は一般公開され、約10人の市民が耳を傾けた。来年初めにも、2回目の協議が開かれる予定。

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by suigenren | 2010-11-11 00:00 | その他のダム

お手盛り検証のおそれがある福岡県営ダム(水源連)

 福岡県営ダム「五ケ山ダム」と「伊良原ダム」の検証について、福岡県は年度内に終わらせようと、形だけの検証を進めようとしているように見えます。お手盛りではなく、住民参加と情報公開による予断のない検証を誠実に行うべきです。

 以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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毎日新聞福岡版 2010年11月4日

県:五ケ山ダムと伊良原ダム、検討の場開設--博多区で8日 /福岡

 県は2日、国の補助を受けて建設を進める治水・利水目的の五ケ山ダム(那珂川町)と伊良原ダム(みやこ町)について、関係自治体の首長とダム建設に出資する水道事業者らで作る「検討の場」を開き、必要性やダム以外の洪水対策案を検証すると発表した。

(中略)

 県は今後、細目に沿って自治体や住民、学識経験者の意見を聴く。また定期的に再評価を行う検討委員会の意見も聴いた上、年度内に対応方針を国土交通相に報告する。

 麻生渡知事は「(両事業は)必要なダムとして着工した」と話している。事業費は五ケ山ダムは1050億円(国の補助が約27%)、伊良原ダムは678億円(同約35%)で、17年度完成予定。

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by suigenren | 2010-11-04 00:00 | その他のダム


国土交通省が進める「ダム見直し」について、市民が監視するためのサイトです。水源開発問題全国連絡会(水源連)が運営しています。


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