カテゴリ:最上小国川ダム( 5 )

ダム案妥当を報告した最上小国川ダム検証(水源連)

山形県の補助ダム「最上小国川ダム」の検証について、またもや、残念ながら事業推進の結論です。しかし、最上小国川ダムはダムサイトに漁業権を持っている小国川漁協が強く反対していますので、簡単にダムをつくれるものではありません。ダム検証では漁協の反対意見はどのように扱われているのでしょうか。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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ダム案「妥当」の意見書提出 最上小国川の治水対策で知事に

山形新聞 2011年02月16日

最上小国川の治水対策に関し、県公共事業評価監視委員会の大川健嗣委員長は16日、「流水型ダム案が最良」とした県の対応方針案を「妥当」とする意見書を吉村美栄子知事に提出した。県は意見書に沿って、ダム事業を継続する内容の対応方針を策定し、3月上旬までに国に報告する。

大川委員長が県庁を訪ね、吉村知事に意見書を手渡し、現地調査を含め4回の審議を重ねてきた経過を説明した。大川委員長は「洪水被害から一日も早く流域住民を守る必要がある。国は(検証の要請で)コストを強調したが、コストだけでなく、治水効果が発現するまでの期間を考慮し、環境や地域社会への影響なども含めて総合的に検討した」と説明した。

これに対し、吉村知事は「いただいた意見を踏まえ、対応方針を整え、速やかに国に報告したい」と述べた。さらに吉村知事は報道陣の取材に対し「地域が、一番地域のことを分かっている。対話を通して思いを受け止め、専門的な見地からも意見をもらい、報告ということになるのだから、国としては県の対応方針を尊重してほしい」と述べた。反対派への対応については「丁寧に説明し、理解を賜りたい」とした。

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by suigenren | 2011-02-16 00:00 | 最上小国川ダム

山形県営「最上小国川ダム」で住民説明会(水源連)

山形県営「最上小国川ダム」の検証について、県は形だけのダム検証を進めようとしていますが、漁協が反対しているので、それでストップがかかるのではないかと期待します。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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「ダム案最良」対応方針素案説明 最上小国川治水、住民に県

山形新聞 2010年12月15日 

最上小国川の治水対策を再検証している県は14日、最上町瀬見小で最上、舟形両町の流域住民を対象とした説明会を開き、「ダム案を最良」とする対応方針の素案などについて説明。参加者の一部からは素案の結論を疑問視する意見もあったが、「一日も早く穴あきダムを完成させて、安全を確保してほしい」との声が相次いだ。

県の担当職員が(1)流水型ダム(穴あきダム)の現行案(2)遊水地(3)赤倉地区上流で洪水の一部を分水する放水路(4)築堤や河道掘削などの河道改修-の4案について、安全度やコスト、実現性など7項目の評価軸からダム案を最良としたことなどを説明した。

出席者からは「分かりやすい説明で、ダム案が最良だと分かった」「温泉客や住民が早く安心できるようにしてほしい」などの意見が続いた。一方で、「ダム建設予定地の上流の砂防ダムにたまった流木や土砂を取り除く案が提示されないのはおかしい。もっと安く安全を確保できるのではないか」「穴あきダムの穴が詰まることに不安がある。もっと詳しく説明してほしい」といった意見も出た。

(以下略)

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by suigenren | 2010-12-15 00:00 | 最上小国川ダム

推進を決めてから説明しても反発されるのは当然(水源連)

山形県営の最上小国川ダム事業の検証は、推進方針を決めてから、事業に反対する漁協への説明を行っています。推進方針を撤回し、漁協や住民の疑問や異論を聞きながら検証作業をやり直すべきです。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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山形新聞2010年12月12日

県がダム案を地元漁協に説明 最上小国川の治水対策

最上小国川の治水対策を再検証している県が「ダム案を最良」とする対応方針の素案をまとめたことについて、ダム建設に反対している地元の小国川漁協(沼沢勝善組合長)は11日、高橋節副知事を招いた説明会を舟形町中央公民館で開いた。高橋副知事は素案の概要を説明して理解を求めたのに対し、組合員からダム以外の治水対策を求める意見が相次ぎ、双方の主張は平行線をたどった。

高橋副知事が(1)流水型ダム(穴あきダム)の現行案(2)遊水地(3)赤倉地区上流で洪水の一部を分水する放水路(3)築堤や河道掘削などの河道改修-の4案について、安全度やコスト、実現性など7項目の評価軸からダム案を最良としたことなどを説明した。

組合員からは「参考となる穴あきダムの前例が少ないのに建設するのは疑問」「ダムが完成しても観光客が増えるか不明だが、河道を改修して温泉街も整備すれば赤倉温泉の魅力を高めるチャンスになる」「アユが釣れなくなった場合、釣り客が来なくなる経済的損失は大きい」など、ダム以外の治水対策を求める意見が相次いだ。

組合側が吉村美栄子知事との面会を求めたのに対し、高橋副知事は日程調整することを約束した上で、意見の集約を組合側に求めた。

終了後、高橋副知事は「以前から聞いていたが、厳しい意見がたくさんあった。どのように理解を求めていくか、これからも考えなくてはいけない」と話した。沼沢組合長は「ダムを造りたくて作った資料としか思えない。ダム建設は反対だと、これからも繰り返し示さなくてはならない」と述べた。

(以下略)

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by suigenren | 2010-12-12 00:00 | 最上小国川ダム

最上小国川ダムは「ダム案が最良」という結論ありき(水源連)

山形県営「最上小国川ダム」の検証作業は、やはり「ダム案が最良」という結論になりつつあります。そもそも事業を推進してきた事業者の自己検証では、限界があるのだと改めて思わざるを得ません。また、コストも残事業費を基本にすれば、現行のダム事業が安くなるのは当たり前で、明らかに問題のある比較方法です。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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再検証の結果「ダム案が最良」 最上小国川の治水対策で県

山形新聞 2010年12月01日

国土交通省からの要請に基づき、最上小国川の治水対策を再検証していた県は1日、「ダム案を最良な治水対策と評価する」との対応方針の素案を公表した。穴あきダムを含む4つの治水対策案について比較検討した結果、赤倉地区の安全を確保するまでの期間や、コストなどの面から総合的にダム案を評価するとした。

対応方針は、検証作業を踏まえ、ダム事業に関し継続か中止かの姿勢を国に報告するため作成する。パブリックコメント(意見公募)、住民説明会、県公共事業評価監視委員会の審議などを経て、吉村美栄子知事が正式に決定する。県は「年度内には決定し、できるだけ早く国に報告したい」としている。

複数の治水対策案を立案、評価するよう求めた国の要請に基づき、県は(1)穴あきダムの現行案(2)遊水地(3)赤倉地区上流で洪水の一部を分水する放水路(4)築堤や河道掘削などの河道改修-の4案を立案。この上で4案を安全度やコスト、実現性、持続性など7項目の評価軸から評価した。

赤倉地区の安全が確保されるまでの期間はダムが約5年と最短。遊水地約76年、河道改修約74年、放水路約63年とした。コストはダムが約110億円(執行分を除いた残事業費)で最も安く、遊水地約151億円、河道改修148億円、放水路146億円と算出した。

技術上の観点からの実現見通しでは、赤倉地区の河道改修が必要な遊水地と河道改修については「温泉への影響がない設計・施工は技術的に困難」と指摘。放水路案では「分水工などの施設が赤倉温泉街に近接していることから施工に伴う温泉への影響を把握する必要がある」とした。

一方、ダム建設に反対の姿勢を示している小国川漁協の沼沢勝善組合長は「ダム事業に関する政府の動きをみて、期待を膨らませたり、落胆したりと感情的に揺さぶられてきた。ダムによらない治水対策を願うスタンスは変わらない。温泉に影響を与えない河道改修は可能だし、その方が赤倉温泉街の活性化につながると思う」と話した。

(中略)

県は1日から31日まで意見を募る。資料は県庁の行政情報センターなどで閲覧できるほか、県のホームページで入手できる。意見は郵送、ファクス、電子メールで県に提出する。問い合わせは県河川課023(630)2686。

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by suigenren | 2010-12-01 00:00 | 最上小国川ダム

最上小国川ダムは早々の見直し結論で「ダム最適」(水源連)

 最上小国川ダムについて、山形県は国交大臣からの要請がある前から、形だけの検証を行う動きを見せていましたが、早くもダム最適の結論です。結論を出す前に、懇談会で出た疑問に答えるべきです。

 以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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毎日新聞山形版 2010年11月12日

最上小国川ダム:再検討も「ダム最適」 県、懇談会で試算結果公表 /山形

 国の検証対象となっている最上小国川ダム(最上町)について、国が示した評価軸に沿って再検討しても、(1)穴あきダムと河道改修の組み合わせ(現行案)(2)遊水地と河道改修(3)放水路と河道改修(4)河道改修のみ--の4案の中では、現行案が最適とする試算結果を県が11日明らかにした。県は国に報告する対応方針の素案を月内にまとめるが、「穴あきダムが最有力」と盛り込む方針だ。

 11日県庁で開かれた有識者らが検討する「最上小国川流域の治水と活性化を考える懇談会」(会長、高橋節副知事)の席上明らかにした。委員からは、穴あきダムについて「『生物への影響は少ない』とあるが、まとめ方が乱暴」(幸丸政明岩手県立大元副学長)▽「実績が無いので環境に影響が無いのか不安」(豊岡信尋舟形副町長)など穴あきダムによる環境への影響を懸念する声も上がった。

(以下略)

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by suigenren | 2010-11-12 00:00 | 最上小国川ダム


国土交通省が進める「ダム見直し」について、市民が監視するためのサイトです。水源開発問題全国連絡会(水源連)が運営しています。


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