カテゴリ:新内海ダム( 8 )

香川県は新内海ダム建設を最優先か(水源連)

香川県の3ダムについて、香川県は当面は新内海ダムの工事があるので、他の3ダムの検証は急いでいないようです。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

読売新聞香川版 2010年12月14日

国庫補助 県内3ダム必要性検討

国が再検証の対象とした県内3か所の国庫補助ダム建設について、必要性を検討する委員会が設置され、13日、県庁で初会合が開かれた。代替案などについて議論し、来年度中に結果をまとめて国土交通省に報告する。

再検証するのは、椛(かば)川ダム(高松市)、新しい五名ダム(東かがわ市)、綾川ダム群(綾川町)の3事業。

椛川ダムは総事業費約480億円で、既に代替県道建設や用地買収などが行われている。五名、綾川の両ダムは、地質や水質の調査が進められている。国土交通省からの要請を受け、県は先月、関係自治体や専門家らによる検討委員会(委員長=白木渡・香川大工学部教授、18人)を設けていた。

(中略)

委員会では、今後、各ダム事業ごとに委員会をつくり、代替案の有無や、環境に与える影響、コストなどを再検証することを確認した。県は「できるだけ早い段階で検討結果をまとめたい」としており、来年度中に意見を集約し、国交省に報告することにしている。

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by suigenren | 2010-12-14 00:00 | 新内海ダム

新内海ダム工事の強制土地収用抗議集会報告(水源連)

報告:遠藤保男(水源連共同代表)

2010年11月22日11時20分、小雨煙る中、団結小屋を背にして「新内海ダム工事の強制土地収用抗議集会」が開かれました。団結小屋に対面する歩道には雨具を着た多くのテレビカメラが陣取り、およそ60名の皆さんが立ちっぱなしでこの集会に耳を傾けました。

「新内海ダム工事の強制土地収用抗議集会」、この11月22日が香川県土地収用委員会が定めた明渡し期日であることから、その対象とされた土地と立木の権利者が満身の怒りを持って開いた集会です。

治水・利水、内海ダム再開発事業(新内海ダム建設)の両目的は共に香川県がでっち上げたもので科学的根拠はゼロ。名勝寒霞渓の自然と計画を破壊し、上流部に膨大な掘削残土が積み上げられ新たな危険を創り出した内海ダム再開発事業は、香川県の事業で国が補助金等を支出するいわゆる補助ダムです。

香川県は地元住民から「ダム建設目的のでっち上げ」を追及されると一切の話し合いを拒否し、反対派地権者へは土地収用法を適用して「土地を召し取る」というやりたい放題の乱暴狼藉を働いています。

集会は小豆島在住の冨田恒子氏の司会で始まりました。

集会に先立ち、この反対運動を担いながら逝去された皆さんに1分間の黙祷をささげ、追悼しました。この反対運動は平均年齢80歳を超える方々が担われているので、道半ばにして逝去される方が多いのです。


◇「寒霞渓の自然を守る連合会」の山西克明代表の挨拶

寒霞渓の景観を子々孫々に守るために反対してきました。平成7年の神戸大震災でビクともしなかった内海ダムに対して、翌8年には『ひび割れがしているので同クラスの危ない』とのうわさが広まり、9年には実施計画調査事業に採択、17年にダム建設事業全体計画が策定されました。

旧ダムは昭和36年の大雨で管理者がダムの水門を開けなかったためにオーバーフローし、ダム直下の盛土が流出して民家を襲いました。そんな危険があったのでダム改築提案に住民は賛意を示すものと思いましたが、私の地区では99%の方が反対しました。それから反対運動が始まりました。

当時、何も知らなかったもので、「調査のためのボーリングを」という県からの申し出に同意を与えてしまいました。『調査のためのボーリングに同意を与えられたことはすべてにOKがでた』と事業者は解釈すると後になって宮本さんから教えてもらいました。取り返しがつかないですね。

町の職員や町議会議員は『断ると小豆島の公共事業が全部干されてしまう。』と言うんです。それからですよ、明確な反対運動を始めたのは。約10年、反対を続けてきましたがすべて裏切られています。

昨年12月12日には前原国交大臣が来て『ダムに頼らない治水を考えるように』と真鍋知事に要請したのもつかの間、3月には補助金を満額交付決定、話になりません。

生まれて70年、私にとっては山も川も水も私の体の一部。『掘り返して、自然を壊して、次の子孫に渡さない』こんなことは絶対にしてはならないことです。この団結小屋は今日22日の24時以降は強制収用の対象になってしまいます。土地の人をこんなにいじめてまで本当に要るダムなのか検証をしていただきたい。皆さんのご支援をよろしくお願いします。


◇「寒霞渓の自然を守る連合会」の佐伯幸男事務局長の挨拶

これまでの支援・カンパにお礼を申し上げます。そのお陰で5つの訴訟と1つの不服申し前集会も66回を迎えました。

現在の新しい問題は昔の田に野積みされた大量の県道付け替えの掘削土と民家の真上に積まれた本体工事の掘削土です。76年災害は土石流災害でした。大雨が降るとその繰り返し、大惨事になります。

真鍋知事は新内海ダムを必要とする科学的論拠を開示できぬまま、収用裁決を決めて退任してしまいました。このダムの水問題はH10年に吉田ダムが完成して以降、この地域では水が有り余っていることです。昭和51年災害は土石流が原因で別当川では洪水被害は発生していません。

寒霞渓の自然・景観の破壊は、観光立地を目指す小豆島町にとってその目玉がなくなるを見ても1.6倍になっていることから大幅に上昇し、町ダム直下の人々は様々な心配事が理解できるようになっているので、不満が爆発する時期は近いと思います。


◇東京から応援に駆けつけた保坂展人・前衆議院議員(元「公共事業チェック議員の会」事務局長)の挨拶

鳩山由紀夫さんが『公共事業チェック議員の会』代表を引き受けるときに出された条件は『内海ダムに取り組むこと』でした。

2007年11月に現地視察、2008年には香川県との交渉、2009年12月には前原さんが視察された上で真鍋知事に見直し要請。

それなのに土地収用代執行の恐れがある、とはいったい何事なのか。政権交代で変わるはずの河川行政が変わらずにむしろ暴走。その事実として新内海ダム問題を全国に、国会に伝えていきます。


以上の挨拶に続いて、水源連共同代表と紹介を受けた遠藤は、22日明渡し期とその無念を述べ、全国から20の激励メッセージが寄せられたことを報告、配布しました。それらの中から、水源連のメッセージを朗読しました。

細川内ダム中止を勝ち取った木頭村の当時村長であった藤田恵・水源連顧問は、「10年前に中止させた細川内ダムも新内海ダム同様とんでもないダムでした、こんなとんでもないダムは何としても止めましょう。闘います」と激励を送られました。

環瀬戸内海会議共同代表である石井亨氏は、「何故内海ダム再開発事業が必要なのかを県と国に尋ねるとそれぞれが擦り合いをして責任の所在を明らかにしない。費用負担は町民・県民・国民に回されてしまう。だから、内海ダム再開発問題は決して『小豆島とか反対派地主さんの問題』ではない。香川県民一人ひとりの問題のはず。その肩代わりをしているのが反対派地権者の皆さん。立木の権利も22日24時で収用されてしまう。今日から改めてスタート。身近な人から広めていこう」と決意を示されました。

11月15日に山口県の祝島を出航、21日16時に豊島に到着したカヤック隊の皆さんのうち、5名の方が激励に駆けつけられました。上関原発の反対運動に取り組まれている原さんは、「埋め立て事業が進もうとしているが、漁民のみなさんは漁業補償を拒否して闘っています。ダム問題と根っこは同じです。よく理解できます。どちらもあきらめないことが大切。現地に持ち帰って仲間に伝えます。こういう問題に関わる若い人も増えています。ダムが止まる日まで頑張りましょう」とエールを送られました。

集会はそのあと、全国から寄せられた激励文を紹介し、最後に集会宣言を採択して集会を終えました。 短い時間ではありましたが、熱気のこもった集会でした。何とかして中止に追い込まなければ、という想いを互いに確認できたと思います。

水源連資料「新内海ダム工事の強制土地収用抗議集会報告」

水源連資料「内海ダム再開発事業経過概略」


集会宣言

三大渓谷美を誇る寒霞渓は、人間の営みとは違う自然がおりなす芸術と幾多の試練を経ながら、先人の知恵と努力で今日まで守り継がれてきました。

私たちは、この寒霞渓を源流とする別当川流域の自然と共に生きてきました。

日本で最初の国立公園指定の寒霞渓。

すべての人がその美しさを愛する寒霞渓。

その寒霞渓と古里を守り抜くため私たちはここに集まりました。

歴史的遺産である落矢池は、ダム湖に沈められようとしています。

真っ二つに削られた権現さんは、悲鳴を上げています。

山積みされた建設残土は、昭和49・51年の小豆島大災害で、被害の軽かったこの地に、土石流災害を引き起こす危険をはらんでいます。

小豆島、香川県、全国のみなさん。

どうぞ建設中の新内海ダム工事現場へ駆けつけて、ご自分の目で確認してください。そして声を上げてください。

私たちは、先祖が大切に守り続けてきた、寒霞渓の景観を自然のまま子孫に継承するために、土地・立木の強制収用に強く抗議し、工事の即時中止を強く要請します。

本日の集会をもって、新内海ダム建設に、永久に反対し、中止まで闘い抜くことを宣言します。

2010年11月22日
新内海ダム工事の強制収用抗議集会参加者一同
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by suigenren | 2010-11-28 00:00 | 新内海ダム

新内海ダム建設現場で立木の伐採始まる(水源連)

新内海ダムについて、強制収用の決定がなされたことを受けて、立木の伐採が始まりました。現地からの連絡によると、まだ団結小屋などを強制撤去するなどということには及んでいないようです。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

読売新聞香川版 2010年11月25日

新内海ダム 県が立ち木伐採開始 元地権者ら「反対続ける」

県営新内海(うちのみ)ダム(小豆島町)の建設事業で、用地内にあった未買収地(約0・5ヘクタール)の所有権が県などに移ったことを受けて、県は24日、一部の区域で立ち木の伐採や測量を始めた。建設に反対する元地権者らとのトラブルはなかった。県は「粛々と工事を進める」と2013年度中の完成に改めて意欲を見せた。一方、反対の元地権者らはこの日も収用地内の小屋に集まり、「これからも反対を続ける」と語気を強めた。

未買収地は用地内の10区域にあり、明け渡し期限を22日とした県収用委員会の裁決に基づき、23日に所有権がすべて県と小豆島町に移っていた。

24日は、このうち3区域(計約720平方メートル)で作業を実施。午前10時頃、県職員約20人が見守る中、作業員が「自然環境を破壊する ダム建設絶対反対」などと書かれた看板を撤去し、チェーンソーで木を伐採した。その後、杭を打ちこんでロープを張り、「立ち入り禁止」の看板をかけた。

県土木監理課用地対策室の佐藤勝也室長は「未買収地で工事を始められたことは大きな節目。着実に完成させる」と話した。

一方、反対する住民は木の伐採やくい打ちには立ち会わず、8人が作業開始時間に合わせ、小屋に集まった。今後も座り込みなどの抵抗運動はしないものの、抗議は続け、誠意ある説明を県や町に求めることを確認した。反対住民らでつくる「寒霞渓の自然を守る連合会」代表で、元地権者の山西克明さん(70)は「法には従うが、反対の姿勢は崩さない」と強調した。

(以下略)

・・・・・・・・・・・・引用終了
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by suigenren | 2010-11-25 00:00 | 新内海ダム

総理も大臣も反対したが「強制収用」前の新内海ダム(保坂展人)

昨日は5時起きで羽田空港へ。高松空港からバスで高松港へ。そして、10時半の高速艇で11時15分、小豆島の草壁港に着いた。水源開発問題全国連絡会の遠藤保男共同代表の要請を受けて、強制収用を前にしたダム建設予定地の緊急集会に駆けつけたのだった。

建設されているのは「新内海(しんうちのみ)ダム」。香川県が事業主体となっている補助ダムである。先に土地収用法にもとづく収用裁決で明け渡し期限とされた24日を前に、地元住民らが団結小屋前に集まっていた。「新内海ダム工事の強制土地収用抗議集会」の看板がかかる軽自動車貨物の前で集会は始まっていた。残念ながらの雨模様だったが、名勝地「寒霞渓(かんかけい)」が紅葉の季節を迎えている光景が目の前に拡がる。

続き(写真付)はこちら
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by suigenren | 2010-11-24 00:00 | 新内海ダム

22日の新内海ダム土地収用・建設への抗議活動(水源連)

土地の明け渡し期限となった11月22日、「寒霞渓の自然を守る連合会」など反対派住民たちが現地で抗議の意思を示しました。水源連からは、遠藤保男共同代表と藤田恵顧問(元徳島県木頭村長)が参加しました。また、保坂展人前衆議院議員(ジャーナリスト・元公共事業チェック議員の会事務局長)も遠藤共同代表とともに現地へ行き、住民たちに連帯のエールを送りました。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

朝日新聞香川版 2010年11月23日

新内海ダム建設、「反対貫く」

小豆島の新内海ダム建設予定地にあるダム反対派の地元住民の土地約5千平方メートルの明け渡し期限を迎えた22日、反対派住民らは所有地に建てた団結小屋近くで「建設は許さないぞー」と気勢を上げる抗議活動をし、ダム反対の意思を改めて宣言した。この日を境に土地は県の所有になり、強制収用が可能になる。(飯島健太)

団結小屋にはこの日朝、雨の降る中、地元住民ら約60人が集まった。抗議活動を計画した「寒霞渓の自然を守る連合会」が呼びかけた。駆けつけた前衆院議員の保坂展人さんは新たなダムを「生命や安全を守るものとは正反対。政権交代しても変わることがない」と批判。連合会事務局の佐伯幸男さん(73)は「ダム工事費を教育、福祉、環境の問題に使えば小豆島が元気になる道につながるはずだ」と声を張り上げた。

連合会のメンバーが「建設に永久に反対し、中止まで闘い抜く」との宣言文を読み上げた後、建設現場を一望できる展望台に移動し、工事の進み具合を見た。連合会代表の山西克明さん(71)は「完成後に『こんなはずじゃなかった』と言っても遅い。ダムがいらないことをみんなにわかってほしい」と話した。

(以下略)

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by suigenren | 2010-11-23 00:00 | 新内海ダム

新内海ダムに対する反対住民の思い(水源連)

新内海ダムに反対する住民たちでつくる「寒霞渓の自然を守る連合会」代表の山西克明さんが、土地の明け渡し期限を前に、新聞記者に胸の内を語りました。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

朝日新聞香川版 2010年11月22日

反対住民「島が沈む」 新内海ダム予定地

「島自慢の景観がなくなり、観光も産業もダメになってしまう」――。小豆島の景勝地・寒霞渓近くで県が計画している新内海ダムに反対する地元住民の思いだ。建設予定地にある所有地に「団結小屋」を建て、明け渡しを拒否しているが、22日、その期限を迎える。(飯島健太)

寒霞渓を望む神懸山へと向かう県道を上っていくと1軒のプレハブ小屋が目に入る。壁に赤字で「団結小屋」「新内海ダム即時中止を求める団結の証し」とある。

「この土地を黙って明け渡しはせん。そんな気持ちを表したかった」。所有者で「寒霞渓の自然を守る連合会」代表の山西克明さん(71)=小豆島町神懸通=が話した。

   ◇

小屋の近くの内海ダムの下流で新内海ダムの建設工事が進められている。総事業費185億円。大半を国と県が折半する。コンクリートの堤防は長さ423メートル、高さ43メートル。貯水量は内海ダムの8倍近い106万トン。小豆島町の大川新也町議は「洪水と渇水の恐れをなくすため、大きなダムは必要だ」と訴える。

県によると、1976年9月、台風17号による豪雨で内海ダム流域の河川が氾濫(はんらん)し、10人が重軽傷を負った。別当川沿いの2地区(神懸通、草壁本町)では、床上浸水が425戸にのぼった。

しかし、山西さんは言う。「76年の被害は別当川の氾濫だけが原因やない。97年に町内に吉田ダムができたとき、当時の町長は『もう渇水問題は大丈夫』と言ったはずや」

県は05年4月から用地買収を始めた。だが、山西さんら地権者16人が応じない。「交渉が進まない。強制収用するしかないのか」(県用地対策室)。09年2月、国は新内海ダム建設を認め、今年7月、県収用委員会は地権者からの土地の強制収用を認める裁決を下した。

前年の8月だった。「コンクリートから人へ」を掲げる民主党が総選挙で大勝した。それからまもなく、山西さんら反対派住民は東京に前原誠司・国土交通相(当時)を訪ね、陳情書を手渡した。同党は全国のダム見直しを明言し、期待が膨らんだ。前原大臣は同年12月に小豆島を訪問。真鍋武紀知事(同)に事業の見直しを要請したが、同意を得られず、事業認定は取り消されなかった。

「このまま県の言い分に従うんか。何かやらなアカン」。山西さんは考えた末、団結小屋を建て、内壁に工事前のダム周辺や反対運動の様子を記録した写真を張った。

「何度も県の担当課に行ったが、こっちの言い分を聞いてくれへん。納得できん」。この気持ちを伝えようと、山西さんら反対派住民は昨年6月~今年9月、国や県、町などを相手取り、工事の事業認定や県収用委の裁決の取り消し、事業費の差し止めなどを求める裁判を計5件起こした。

(中略)

山西さんは何よりも譲れない、反対の理由があると言った。「重機で削られる山肌を見てると自分の子や孫が切り刻まれる気持ちになる。島自慢の景観がのうなったら、お客さんが来んようになるんやないか。自分の土地が水の中に沈むのはええ。観光も産業もダメになって島全体が沈む。そんなふうに思うんや」

・・・・・・・・・・・・引用終了
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by suigenren | 2010-11-22 00:00 | 新内海ダム

新内海ダムの強制収用の即時抗告が棄却(水源連)

新内海ダムについて、強制収用の即時抗告が高松高裁に棄却されました。高松高裁の裁判長は、住民の声をしっかり聞き、もっと考えるべきでした。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

毎日新聞 2010年11月20日 香川版

新内海ダム:強制収用停止の即時抗告を棄却--高裁 /香川
 
県と小豆島町が建設を進める新内海ダム(同町)を巡る訴訟で、反対派住民が強制収用裁決の取り消しを求める訴訟の判決確定まで、手続き停止を求めた即時抗告を、高松高裁(杉本正樹裁判長)は16日、棄却した。

(以下略)

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by suigenren | 2010-11-20 00:00 | 新内海ダム

新内海ダムに関するQ&A(水源連)

疑問 新内海ダム計画は、どんな計画ですか?
答え 香川県が、小豆島に新しいダムを造ろうとしています。

 小豆島の別当川には、「内海ダム」という小さな古いダムがあります。香川県は、古いダムを改修しないで、大きなダム「新内海ダム」を建設しようとしています。古いダムは、新しいダムの水の底に沈みます。建設にかかるおカネは、185億円の予定です。香川県のダムですが、建設費用の4分の3(72.5%)は、国の負担(国民の税金)です。


疑問 なぜ、今よりも大きなダムを造るのですか?
答え よく分かりません。

 香川県は、水害防止と渇水対策といっています。
 しかし、別当川で起きた過去の台風被害は、ダム予定地下流の土砂崩れで川がせき止められたことが原因です。この被害を防ぐには、新内海ダムは役立ちません。森林の整備など、土砂災害の防止策が必要です。渇水被害も、過去10年以上発生していません。吉田ダムが完成して、小豆島の貯水量が2・5倍に増えたからです。新ダム建設に代わる案について、香川県はダムよりも10億円高くなるといっていますが、計算根拠は示されていません。


疑問 名勝・寒霞渓からの景観は大丈夫ですか?
答え 大きな問題があります。

 新内海ダムは、ダムの幅が447メートルもある横長の巨大ダムです。しかし、環境アセスメントが行われていないので、寒霞渓からの景観の問題は、無視されています。


疑問 民主党政権は、新内海ダム建設を見直さないのですか?
答え 前原大臣は見直しませんでした。

 首相だった鳩山由紀夫さんは、かつて寒霞渓を訪れて、新内海ダムに反対していたということです。国土交通大臣だった前原さんは、香川県に見直しを求めましたが、県は拒否しました。結局、前原大臣は補助金の予算を認めてしまいました。


疑問 地元はみんなが賛成しているのですか?
答え 土地所有者を中心に、根強い反対があります。

 下流の住民は、大きなダムの圧迫感を感じながら住むことを余儀なくされます。近くの醤油会社は、地下水の枯渇や水質悪化を心配しています。多くの住民が、寒霞渓の景観が悪くなることと、観光客の減少を心配しています。

 反対する住民たちは、香川県に様々な疑問に答えるよう、求めています。しかし、香川県はそれを拒否して、土地を取り上げる手続を進め、その期限が11月22日に迫っています。地権者は平均80歳を超え、死ぬにも死に切れないと憤怒しています。
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by suigenren | 2010-11-16 00:00 | 内海ダム


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