初の中止判断「七滝ダム」は国交省の想定の範囲か(水源連)

熊本県にある国直轄ダム「七滝ダム」が検証によって中止判断となりそうです。ただ、七滝ダムはもともと中止される予定だったようです。「トカゲの尻尾」として、国土交通省の想定範囲内の中止なのかも知れません。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

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熊本・七滝ダム計画 再検証で中止へ 国直轄で初

朝日新聞 2011年2月19日

国土交通省が熊本県御船町で計画していた七滝ダムは18日、事業が中止される見通しとなった。この日あった同省九州地方整備局の事業評価監視委員会で中止方針が了承された。七滝ダムは2009年の政権交代後、国が建設の是非を再検証していた全国83ダムの一つ。再検証による国直轄ダム事業の中止は初めて。

同整備局によると、七滝ダムは緑川支流の御船川の治水や水道用水の確保などの多目的ダム。総貯水量1750万トン、総事業費610億円の計画で1991年に調査を始めた。だが、熊本市など流域自治体が03年、水余りで「ダムの水は不要」と方針転換したため、着工されずにきた。

御船川の治水は堤防整備で対応でき、本流の緑川の治水も川底を掘るなどの方法で、ダム事業の1割以下の費用で同じ効果を得られるという。

長期に及ぶ公共事業を途中で検証する同整備局の監視委は、七滝ダムについて03、08年の2度、「具体的な治水計画を定める河川整備計画が策定されるまでは基礎調査に限る」との条件付きで「事業継続」としたが、今年1月、ダムに頼らない治水にめどが立ち、必要性は薄れていた。

国のダム再検証は、国直轄25、水資源機構5、道府県53が対象で、これまでに中止の方針が決まったのは青森県が計画した大和沢ダムだけ。各地で検証作業中だが、多くは建設推進を前提に議論が進んでいる。

(後略)

・・・・・・・・・・・・引用終了
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by suigenren | 2011-02-19 00:00 | その他のダム


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