藤田恵氏(水源連顧問)のインタビュー記事(水源連)

藤田恵・水源連顧問(元徳島県木頭村長)が、新聞記者のインタビューに対し、自らのダム反対運動の軌跡を語っています。

以下、報道記事を一部引用します。全文は新聞社のホームページでご覧ください。

・・・・・・・・・・・・引用開始

毎日新聞徳島版 2010年11月27日 

細川内ダム:中止から10年 見直し主張、反対活動支援--藤田・元木頭村長 /徳島

◇元木頭村長の藤田恵さん「運動は全国に影響を及ぼした」

旧木頭村(現那賀町)に国(旧建設省)が計画し、約30年にわたる住民の反対運動の末、中止に追い込まれた「細川内(ほそごうち)ダム」。中止が正式決定して28日で、ちょうど10年になる。当時、村長として反対姿勢を貫き、中止を引き出す立役者となった藤田恵さん(71)は「運動は全国に影響を及ぼした」と振り返る。中止後も各地のダム反対運動に足を運ぶなどして環境問題を訴え続け、「地球温暖化で行き詰まっている」と既存ダムのあり方の見直しも強く主張する。【深尾昭寛】

「自分が反対を続ければ絶対にダムは造られない」。村出身で村の自然への愛着も深く、初当選した93年から、計画を進める国や県に精力的に白紙撤回を求めた。村議会とも歩調を合わせ、94年にダム建設阻止条例を成立させ、計画を検討する審議委員会の安易な設置を許さなかった。根強い運動は国から97年に「一時休止」を、00年10月には中止を引き出した。運動が実った思いを藤田さんは「どんでん返しがないかと心配で、中止を聞いてほっとした」と語る。

翌01年の村長選に落選したが、村は05年に周辺自治体との合併を選択した。村域人口は2割以上減り、過疎化が急加速する。08年からは神戸市の長男のもとで暮らし、自身も村を離れた。村の中心産業だった林業の担い手を養成する学校を村長時代に作れなかったことが心残りという。

ダムを巡る世の中の考え方も変わった。「脱ダム宣言」の田中康夫・元長野県知事をはじめ、ダムに疑問を唱える政治家が続々と現れ、昨年政権を獲得した民主党も「コンクリートから人へ」を唱える。しかし、同党には「最初は元気が良かったが、今は官僚の言う通りでは。外部の人間の登用をもっと進めるべきだ」と苦言も。

全国のダム反対運動の支援活動を続ける一方、既存ダムについて議論を進める必要も感じる。「日本中の川がダムで埋め尽くされている。その寿命が来た時どうするのか。もうダムを取り壊す運動をしないといけない」と指摘。「経済成長中心の社会から、徐々にブレーキを踏む政策が必要なのに、それがない」と断じる。

(以下略)

・・・・・・・・・・・・引用終了
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by suigenren | 2010-11-27 00:00 | 報道記事


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